小林智美 旅行の部屋 トップ>メニュー>旅行>南フランス編2

 朝6時頃起き出してテレビをつけたりしてごそごそ支度を始める。
窓から飛行場の風景が見える。7時過ぎにタベ頼んでおいたルームサービスの朝食が届く。アメリカン・ブレックファーストなのですがパンやフルーツの量が多いですねえ。頼んだミルクティーのほかにミネラルウォーターがあったので栓をぬいて持参したペットボトルに水をつめる。
食していたら今回の旅の道連れ香港のひわこさんから携帯電話がかかってきた。
「こんにちは〜今空港に着きました。でもなんだか事件があったらしく、そちらに行く道が警官と軍の人で封鎖されているんです〜。どうしたらいいか人に尋ねてまた連絡します。」ありゃまどうなっちゃってるの?そういえばきのうも自動小銃を持った軍人さんが歩いていたけど・・・・?偉い人でも来ているのかしら。
10分ほどするとホテルの電話で部屋に連絡が。「ご心配おかけしました。今ロビーに着きました。」ひわこさんをロビーまで迎えに行く。無事、数ケ月ぶりの再会っ!

 ひわこさんがシャワーをあびて着替えをした後、9時頃チェックアウト。
これから出かけるプロヴァンス地方へのTGVのチケットを買わねばならないので、早めに行動したほうがいい。TGVのホームや駅の窓口はシェラトン・ホテルの隣にある。
 荷物を引きずって窓口ヘ行くと人がいっぱい。パリ市内への切符を求める人々が多いようだ。今回はフランスレイルパスという国鉄フリーパスを日本から買ってきました。プロヴァンスの入口アビニヨンまでの列車の座席指定券を求めると、出発時間は午後1時10分発。リヨンまでTGV。その後在来線に乗り換えとのこと。けっこう混んでいるんですねえ。

 空港ターミナルCのカフェで時間をつぶしたあとホームへ。
まずホームで切符に刻印を押さなくてはいけません。しないとおこられるか罰金をとられます。
はて、我々の乗る車両はどの辺に停車するのでしょうか?そこに立っていた男性に尋ねると親切丁寧に教えてくださった。このTGVはマルセイユ行きともう一つ別の駅に行く車両が合体されていて、リヨンで切り離される。我々はリヨンで降りるので関係ないが。
 TGV。それはフランス国鉄の新幹線であります。南はニースまで5〜6時間くらいで結んでいます。時速300キロくらいで走るんでしたっけ?あまり揺れないし早くて快適です。
 車両に乗り込み定刻より10分ほど遅れて出発。持参した本を読みながらバーで買ってきたサラダで昼食を取る。リヨンに20分ほど遅れて到着する。わ〜ん、乗り換える電車はまだいるかしら。キョロキョロ見回すがそれらしき列車は見あたらない。駅の係員に尋ねようと思い探すのだが見あたらない。一生懸命探すとTGVに乗るお客さんがごった返す中にポーターさんがいたので聞いてみた。
切符を見せて「この電車に乗りたいのだけれど。」ポーターさん、切符をじ−っと見つめ、「この列車はキャンセルされた。」「ええ?キャンセルって?!」

 ポーターさんは私たちを別の係りの人の所へ連れていった。
「その列車は出ない。キャンセルされた。」とそのかたも申します。今我々が乗ってきたTGVを指さし「このTGVの車両(マルセイユ行きの)は、アビニヨンにエクストラストップする。」ので乗るように言われた。「えええ〜〜!!!!?」あわてて荷物を詰め込み、私たちは飛び込んだ。私たちが最後に乗り込んだ客なのでわ。よかった駅の人に聞いて。このTGVに乗らなかったらきっとしばらく電車がなくて我々、途方に暮れていたにちが いない。も〜。あるんですよたまに外国の電車はこういうことが。

 TGVは全席指定のはずなのだが、このアクシデントで私たちのようにデッキに立っている人がいた。
日本人らしき男の子もいる。話しかけなかったけど。親切なおじさまが「こ こにおすわりなさい。」と折り畳みの椅子を指さします。「いいえ、ムッシューありがと う。けっこうです。」あなたのほうがお年寄りなのだから座ってください。
 1時間後、アビニヨンTGV駅にに到着。ホームに降りると我々の乗った車両の後ろがなかった。ああ、切り離されたのね。
 か〜〜っと、南の太陽が照りつけてくる。う〜、真夏です、ここは。ああ南にきたんだなと実感しました。この駅は比較的新しい近代的な造りをしている。だが、駅の周りはなんにもない。日本の新幹線の駅と同じだ。アビニヨン・セントレ駅まで30分ごとにバス が出ているらしい。私たちは今後のために駅の窓口でこれから我々が乗る、すべてのTGVのチケットを予約した。
 トイレに寄りタクシーに乗り込み、いざ、レ・ボー・ド・プロヴァンスヘ!今夜泊まるホテルのある場所です。ホテルはわりと有名だったらしくタクシーのおじさまに告げると「ああ。」といって車を出してくれた。

 南フランス。プロヴァンス地方。
以前にも来たことがあり、とても気に入ったところだったので、またやってきました。ピーター・メイル氏の本はまだ読んでいません。
 途中、サン・レミ・ド・プロヴァンスの街中を通る。黄色や青のプロヴァンス陶器を作っている所などあり、プロヴァンスの雰囲気が増してきてうれしくなる。街をぬけるとプロヴァンス独特の岩山が見えてきた。オリーブ畑やぶどう畑の脇をタクシーは走ります。
この風景がとても好き。30分強ほどで「ホテル・ラ・カブロ・ドール」着。「さよなら」と言って運転手さんは去っていった。
 私と言えばレ・ボーのクネクネ道で車酔いし、ふらふらしながらロビーヘ。ひわこさんにチェックインをお願いする。
 このホテルは快適な滞在を約束してくれ、おいしいお料理を出してくれるということで日本から予約しました。ロケーションもとても素敵で、お庭が大きくプールもあり馬もいた。客室はすべて二階屋でツタが生い茂り田舎屋風だ。地面はじゃりが敷いてあって・・・
これポーターさん荷物持ってくるの大変そうです。われわれの荷物重たいの。案の定「ふ−ふ−」言いながら荷物を運んできてくれた。チップをはずんだことは言うまでもない。

 しばらくするとウェルカム・シャンパンが!170ユーロのお部屋なのに、フルボトルでウェルカム・シャンパン?すご〜い!それがおいし−の!お酒に弱い私なのにグラスー杯飲んでしまった。
「いやもう、私なにか食べたいです!」とひわこさんが言うので、きょうはくつろぎのスタイルでルームサービスで夕食。「メニューがないですねえ」とフロントに電話すると、「メニューはありません。レストランのものに変わります。」と、言われる。「野菜とスープが飲みたいんですう。」その日市場で仕入れた材料で、シェフおまかせ料理とあいなった。
 鉄鍋で焼き上がった温野菜科理はひわこさん。私はコンソメとベジタブル・トマトのクリームスープ。シェープル・チーズ乗せ。ワゴンに乗せてこれないのでウエイターさんがやってきてお料理を運んできてくれました。
 よっぱらったまま食べて、眠くなってしまったのでまだ明るいのに、なだれ込むようにしてその日は眠ってしまいました。
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