ハーヴェイニコルズはスローンレンジャーと呼ばれる上級階級出身のお嬢さんたちに人気の百貨店。私はここでもフードコートに走ります。この百貨店の食料品売場は5階にあります。紅茶やお菓子パスタなど、ハーヴェイ・ニコルズブランドのものは、モノクロでシンプルでおしゃれなデザインのパッケージです。すてき!ほかに輸入もののおしゃれなパッケージの食品が並んでいます。なぜか永谷園のお茶づけと、コアラのマーチが・・・。友人達のお土産にチョコレートと紅茶を買い込みました。
お昼も過ぎていたのでフードコートの隣の5thフロアーというカフェでランチにすることにしました。ここも、ともこさんのオススメです。カジュアルでいい雰囲気です。私はホタテのソテーをゆーこさんはサラダを食べました。どんな多い量がくるかと、心配していたのですが、ちょうどよかったし、おいしかったです。隣の外人さんが食べていたシーザーズサラダのチキンのせがすごい量だったな。
一度ホテルに戻り
少し休んでから、今回の旅のハイライト「チェルシー・フラワーショウ」に出かけることになりました。フラワーショウは毎年5月の下旬に4日間開催されていて、一般公開は最後の2日間です。ROYAL
HORTICOLTURAL SOCIETYが主催していて、ネットでチケットを入手できます。私達は3時30分から8時までの入場券で、17ポンド(3400円位)。会場はお隣の駅、スローンスクウェアで降り、10分くらい歩いていったところにある、ロイヤル・ホスピタルです。駅の外に出るとこれから行く人、帰る人でごったがえしています。お客さんはやっぱり年配の方が多いようです。
ロイヤル・ホスピタル
は退役軍人のアパートになっていて、見学もできるようです。 胸に勲章をつけた軍服をまとった退役軍人のおじさまたちがひなたぼっこをしています。どこでも見本市というのは、すごい人ですね。入場口までしずしず歩きます。途中カタログを売っていたのでもとめました。入り口をぬけるとメインストリートになっていて花の種やガーデニング・グッズを売る企業ブースになっています。大きなパビリオンが二つ。花や木の展示場です。見たことのない花もたくさんあります。イギリスの国花はバラだそうです。すごいたくさんの種類のバラです。しかも日本ではあまり一般的に見られないオールドローズです。すごい・・・ぼたんか芍薬のようだわ。香りもきついです。この量だから・・・くらくらします。オールドローズは古い種類で香りが強いのだそうです。これを見にきました。満足です。盆栽もあります。食虫植物の花壇もありました。百合やチューリップ、てっせんも素敵です。もう写真とりまくりです。バラの花のカタログを売っているお花屋さんもあって・・・印刷代のみなので1ポンドくらいなんです・・・もとめました。新種の花の種を売っていましたが、買えません。外国の植物の種は日本に持ち込んではいけないのです。
別のパビリオンでは アレンジメントを展示していて、デモンストレーションもしていました。お花と一緒に着物がディスプレイされています。タイトルはマダム・バタフライ。ゆーこさんがキルトをはいた係りの男性をみつけ、写真を撮らせて欲しいと言っていましたが、忙しそうなのであきらめました。いろいろコンテストになっていて、金賞・銀賞・銅賞のシールがはってあります。
外に出ると
ガーデニングの為のオブジェを展示したお庭がたくさん並んでいます。これも企業ブースです。会場の一番奥ではガーデニングのコンテストが行われていて、ものすごい人だかり。たった4日間のイベントのために造園業者が3週間かけて庭をつくるそうです。金賞を受賞した庭は・・・どうみても野っぱらにしか見えません。手前に川に見せかけた池をつくり、古びたボートを浮かべ、奥は草がボーボー生えた林にみたてています。・・・でも、わかる気はします。ナチュラルなのはやはりいいです。なごみます。6種類ほどの庭が並んでいましたが、その庭のたたずまいが一番よかったような気がしました。
フラワーショウ。また見に来てみたいですね。
ああ、今日も一日長かったです。本日の夕食はケンタッキーフライドチキン。
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