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小林智美 旅行の部屋 トップ>メニュー>旅行>ロンドン編2

5月21日
夜中の1時30分ころ目が覚める。時差ボケです。おまけに壁の向こう側で「カリカリ」音がする。建物が古いからネズミでもいるのかな。それからもあまりよく眠れずに朝7時ころ起き出しました。
朝食ルームは一階です。「グッドモーニング、イングリッシュ・ブレックファースト、プリーズ」イギリスに来たらやはりコレです。イングリッシュ・ブレックファーストとは、好みの卵料理、カリカリベーコン、ロースト・マッシュルーム、煮豆、ロースト・トマト、ソーセージ。ソーセージはつなぎが入っていて、これを食べた人の話は賛否両論です。けっこうなボリュームがあります。ほかにトースト。テーブルにはチーズやジュースなどがおいてあり、好きに持ってくることができます。それからミルク・ティー。テーブルの上にはたっぷりのミルクがおいてあります。紅茶もポットできます。豪華な朝食です。朝からたっぷり食べたいなーと思う人は、イングリッシュ・ブレックファーストをだしてくれるホテルに泊まりましょう。

私たちの部屋から
外を眺めると、運動場と校舎が見えます。どうも中学校らしい。9時すぎ、私たちはでかけます。きょうはまずアンティックショップのある、イズリントン地区に行きます。わたしはずっとアンティックの手鏡をゆーこさんはビクトリア時代のバッグを欲しかったので探しに行くことにしました。アンティックショップ街の最寄の駅はエンジェル。サウスケンジントン駅の窓口でワンデイ・トラベルカードを買います。一日フリーパスのチケットです。チケットは行きたいゾーンに分かれていて、おもな観光名所はゾーン1のなかにあります。月曜日から金曜日は朝9時30分から買うことができて、4.1ポンド。9時30分以前に乗ると5.1ポンド。ピカデリーラインに乗ってキングクロス駅でノーザーンラインに乗り換え・・・なに?このラインものすごく混んでいます。どうもこの先にオフィス街があるらしく、ラッシュ時間に引っかかってしまったようです。電車3台ほど乗れなくて待ちました。小さい車両だから・・・背の高い男性はクビを曲げて乗っています。苦しそうです。どうしよう、エンジェルで降りられなかったら・・・。
しゃれたレストランやカフェ、バーが建ち並ぶイズリントンは人気急上昇の地区らしい。ともこさんのオススメはGIRAFFE(ジラフ)というアジア、モロッコなどを取り入れた無国籍レストラン・カフェ。

エンジェル駅から
アッパーストリートを少し北上したところにイズリントン・ハイストリートがあります。この通りがアンティークショップが立ち並ぶ通りです。昔ながらの風情が残る骨董市。別名、カムデン・パッセージといいます。古い建物の中に何軒もお店の入っているものや、15軒くらいのストールが出る広場もあります。毎週水曜日の8時から15時位と土曜日の9時から15時位まで開催されます。私たちはお店を覗きながら奥へ奥へと歩いて行きました。通りの一番奥の方にジョージアン・ビレッジという建物があり、その二階にレイシル・アンティークスという雑貨屋にたどり着きました。わたしはここでお花が描かれた白い銀の手鏡をゲット。
カード払いだと手数料分高くなるようです。こういうお店では現金払いが良いようです。ゆーこさんは隣のお店にディスプレイされたバッグが気になる様子。がま口の部分の細工がすてきな黒いバック。迷っているとお店のマダムが値段を下げてきたので、ゲット。日本人観光客を見かけましたが、彼女たちは日用雑貨を捜していたようです。
目的を達成したので、次はウォレス・コレクションに出かけました。

エンジェル駅からキングクロス駅に

戻り、ピカデリーラインに乗りトッテナム・コートロード駅を経由してセントラルラインでボンド・ストリート駅へ。駅の近くにある、セルフリッジという百貨店のかどを曲がってつきあたりの公園(植え込み?)の向かいがウォレス・コレクションです。ウォレス・コレクションはハートフォード家が集めた絵画、武具などの貴重で珍しいコレクションを展示しています。イギリスは美術館、博物館などは入場料無料です。寄付はつのっているようです。ここは小規模な美術館で、ちょっとパリのジャックマール・アンドレ美術館に似ています。お屋敷が美術館になっているで、建物のつくりも堪能できます。デザイナーのヴィヴィアン・ウェストウッドがインスピレーションをもらいにくるという場所らしく、一度来てみたかったのです。ここにはフラゴナールの「ブランコ」や私のすきな「パオロとフランチェスカ」の絵が展示されていました。昔はそうでもなかったのですが、今はフラゴナールなどのロココ絵画が好きです。ふわふわっとしたところや華やかさがいい感じです。武具は仕事でも描いたりするので、よーくみてきました。ゆーこさんは「レンブラントがこんなになにげなく飾ってあるなんて・・・さわれちゃいそう・・・(小さい絵)」なんていっていました。
この美術館の中庭にあたる所に素敵なカフェがあります。2時ころでしたが朝食でお腹いっぱいの私たちはお茶だけ飲みました。3時からアフタヌーンティーもできます。

美術館を出て
駅に戻る途中、セルフリッジに寄りました。食品売場を見学するためです。いわゆるデパ地下です。すごい広い百貨店です。食品売場は地下ではなく1階にあります。日本、イタリア、中近東、トルコ料理が並んでいます。東京と同じでなんでもあります。作りも日本のデパ地下によく似ています。伊藤園の充実野菜もありました。私たちは奥のデリカテッセンで今晩の夕食用にエビとチキンの入ったサラダを買い求めました。気がついた時に野菜は摂取しておかねば。
ボンドストリート駅から隣のオックスフォードサーカス駅に行き、そこからグリーンパーク駅まで歩くことにしました。
途中、リバティに寄り、妹にお土産を買いました。グリーンパーク駅の近くには、ホテル・リッツがあります。お茶飲めないかなと思ったのですが、予約が必要ですと言われました。アフタヌーン・ティーのカードをもらい、後日立ち寄ることにしました。

今日一日でものすごく歩き回り、もう3日くらいロンドンにいる気分です。すっかり疲れて9時ころには眠くてしょうがありません。好きな人はこれからミュージカルを見に行く方もいるそうですが・・・私にはそんな体力はない・・・。
今眠ったらまた早く起きてしまう・・・。オヤスミナサイ。ぐー。

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