7月12日
それぞれ起きてそれぞれ朝食ルームにでかけ、朝御飯を食べながら「おはよう」と挨拶。たあいもない会話から一日がはじまる。このホテルは小さいので朝食ルームもとてもプチ。まるでどこかの家庭で朝食を食べているようで落ち着く。
今日はYちゃんとふたりで出かけることにする。M先生とは別行動。
モンマルトルのほうに「エロティック美術館」というのがあるので出かけてみることにする。地下鉄2番線BLANCHE駅下車。表へ出ると通りの右手に赤い風車(だったと思う)のムーラン・ルージュが見える。BOUELVORD
de CLICHY通りを歩いているのだが・・・あやしいお店がたくさん並んでいる。もしかしてストリップ劇場?(・・・って、あるの?)あんまりジロジロ見なかったのでよくわからなかったが、なんと日本の美少女漫画を展示しているお店もあった。
その先にエロティック美術館はあった。
この美術館は世界各国から集められたエロティックな写真や絵、オブジェなどが展示されている。あんまり、いかがわしい雰囲気はない。よく集めたなーというカンジ。
一階のショップで、立体絵はがきでレディーをのぞき見できる・・・なんと言ったらいいのだろう・・・つまり、エロティックな絵はがきを買いました。そうしたら、お店のマダムがサービスでほかに一枚絵はがきをくださった。この美術館はカップルやグループで入場すると、割引があります。
パリには「パッサージュ」というものがある。それは「ガラス屋根に覆われたショッピング・アーケード」のこと。雨に濡れずお買い物ができるアーケード。18世紀の後半から19世紀にかけてできたらしい。京都でいうなら「錦市場」みたいなものであろうか。
Yちゃんと二人で「見てみたいねー」ということになり、出かけることに。
私は画材屋さんに寄りたかったので画材店のある、パッサージュ・ショワズールにまず行くことにした。
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