サガシリーズに登場するたおやかなイメージのお姫様たち。
深窓の姫君。
サガフロンティアから白薔薇姫。
妖魔の君オルロワージュの46番目の寵姫。
と言う発注をいただき、最初、長椅子に上半身をまかせた柔らかい色香を纏った
大人びた女性を描いたのですが、
「アセルスのお話相手になるんですよ。」とのお返事に新たに描き起こしたのが
こちらのデザインです(^^。
心優しい姫でアセルスの教育をするために眠りから目覚めました。
薔薇の花のキャップをかぶせて、バレリーナのチュチュの様なドレスを着せてみました。
当時の私としては大変可愛らしく描けたお姫様で
特に表情がお気に入りです。
かなり黄金律高く描けております。
開発の方が
「可愛いじゃないですか?♡」と感想くださいまして。
やっぱり?ってカンジで嬉しかったのです(笑)
ピアノを奏でるイメージがあり、仕事が終わってから暫くして
そのイメージイラストを趣味で描かせていただきました。
「花の歌…」のサイトにアップさせていただいている「夜想曲」というイラストで、
この画集に収録されます。
そしてクロッキー帳からも未発表ラフ絵も!
ゲーム内での動作もとってもラブリーでした!
眺めていると女子力上がりました(^^
サガフロンティア2からマリー。
フィニー王ギュスターヴ12世とソフィーの姫君。
13世とフィリップの妹君。
ご依頼いただいたとき開発内でゲーム上のビジュアルが
何人か決まっていたようなのですが
フィニー王家の方々は自由にキャラデザインさせていただきました。
マリーは母ソフィーにムードが似ているのでは!と。
こちらのビジュアルになりました。
出会ったときに、思わずこちらが微笑みかえしてしまうような
笑顔を描けたように思えます。
キャラクターの年齢が移り変わっていくので
どの辺の年齢で描こうかちょっと迷いましたね。
キャラクター絵を描くとき時々背景を入れます。
そうするとストーリー性を感じませんか?
姫君の絵はやっぱり華やかに彩ってあげたい。
作画していた90年代は、まだインターネットを利用しておらず
書籍や映画のパンフレットを歴史劇コスチュームの参考にしておりました。
東京の映画パフレット古書専門店で、何時間もいろいろと探していた思い出があります。
本格的なヨーロッパ歴史劇の資料が少なかったので
ステキなパンフを見つけるとここぞとばかりに買い求め。
ステキな記事に出会うと切り抜いてスクラップしていました。(今でもしています・笑)
友人からいただいたものもあり、ありがたく思っております。
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