楊貴妃のイラストを描きました。
楊貴妃とは、中国、唐の時代、玄宗皇帝の妃で傾国の美女、世界三大美女の一人といわれている女性です。
日本クラウン吟友会さんという団体が8月31日に東京、新宿の東京厚生年金会館で新進吟詠家の方々による、楊貴妃の舞台をされるということで、すご?くむかしに描いたマンガの1ページのイラストを
パンフレットとチラシに使用なさりたいという。
あまりに昔の物なので原稿が見つからず、「トレースしていただければ・・・」と言われたのですが、とにかく昔の絵なので、それより新しく描きおろしたほうがよいのでは。と、わたし。
それで描きましたのですよ。
タイムリーにもその昔に描いたマンガ本、「マンガ中国の歴史、玄宗皇帝と楊貴妃」(中央公論新社、読売新聞社)がまた再販になりました。項羽と劉邦の時代からチンギス・ハーンまで5巻セットのウチの一冊です。実に20年以上前勤めていた会社をやめたころ、友人から来たお話で仕事したものでした。一冊124ページくらいあって、そのうち20ページがカラーの四六版の本でした。手塚プロダクションと故、手塚治虫先生が監修なさっていたものです。
この本は20年の間に何度か形を変えて(廉価版や文庫)再販されておりました。
それを見てくださってパンフレットとかの依頼が来たわけですが、そんなに昔の作品が今でも生きているなんて嬉しいことですね。