ちょっと過ぎてしまってからのアップになりますが
先月、牡丹餅をしばらくぶりに作りました。
小豆が煮えたら分量少し控えめの砂糖に塩を僅かに加えて甘さを調節します。
塩を加えることで甘味が強くなりますのでお砂糖控えめで作ることができます。
もち米と水は同量で炊き、炊き上がったら大きな器に移して
すりこぎ棒で、粗目に突きます。
濡れ布巾(てぬぐい。ラップでもOK)を軽く絞ったところに小豆を薄く敷いてから
こぶりに丸めたもち米をのせ、布巾でもち米のまわりに小豆をまぶして出来上がり。
我が家では小倉餡でつくります。
春は牡丹餅(大きめに作るのかしら?)、秋はお萩。萩の葉の形に似ているから?
これは、母と台所に立ち母から直接受け継いだ我が家のレシピ。
母は祖母から祖母は曾祖母から。母から娘へ…。
とても美味しく出来上がって
お店で販売できるかもって思っちゃった(自画自賛^∇^)
作りたては光輝いていて甘味が強いのですが
翌日は照りがおちついて甘味が抑えられます。
つまり甘さが丁度よくなるのです。
時間が経過することで、小豆に化学変化が起きるんですね。
料理は化学だなあ!と感じます。
季節になると和菓子店に並びますが、最近はスーパーでも扱っているので
常時、お好きな時に食べることができますね。
牡丹餅やお萩を祖先にお供えして敬い感謝します。
日本の国に連綿と受け継がれてきた習わしです。
先日、取引先の担当さんと丁度お会いする機会があり
食べてもらったら、「おいしいーっ!」って(^^
美味しくできたお料理を誰かと分かち合うのって
素晴らしいこと!
一つ徳を積みました(笑)
そして。
小豆は魔を払う縁起物(ファンタジー♡)の食材です(^^