やなせたかしさんが亡くなりました。
やなせさんというと、アンパンマンや「手のひらを太陽に」の
作詞で有名な方ですね。
とても多才な方で、さまざまなジャンルの仕事をこなしてきたそうです。
先ほど、BSプレミアムで、昨年放映された、「100年インタビュー」
という番組の再放送を感慨深く拝見させていただきました。
(「やさしいライオン」の紹介見ていたら泣きそうになった…)
90歳を越えて現役だったそのパワーが素晴らしい。
(根気が大事っておっしゃってました)
わたしが、やなせたかしさんを知ったのは、
子供の頃(中学生のときかしら)公開された、虫プロの劇場用アニメ「千夜一夜物語」でした。
こちらのエロティックな作品でキャラクターデザインなさっていました。
その後、高校生になってやなせさんが手がけていた「詩とメルヘン」を購読するようになりました。とても美しい本で、「自分も作品を投稿したい」なんて
思ったことも思い出されます(^^
アンパンマンは子供向けですが、「詩とメルヘン」で発表されていた
イラストやお話、詩などは大人向けだったのです。
今でも心に残っているのは、「トパーズの女王」(記憶違いでなかったら)という
蜂蜜色の肌の女性のことを描いた抒情的なショートストーリーと絵でした。
きっと、あちらの世界でも作品を創り続けていらっしゃるのかも
しれませんね。